周辺観光のご案内

半月庵の通りは岩国城下町で中級武士の屋敷が並んでおりました。
岩国城や錦帯橋、吉香公園など当時の名残を楽しむことができます。
また、当庵にゆかりのある宇野千代さんの著書に登場する場所や宇野千代生家もございます。
こちらでは、半月庵周辺のオススメ観光スポットの一部をご紹介。
その他、旅のご計画などなど、お気軽にご相談くださいませ!

錦帯橋

岩国にお越しになる多くのお客様の目的は錦帯橋です!
錦帯橋は旧藩主の吉川広嘉が考え出した日本三奇矯のひとつです。日本三名橋にも数えられており、名勝に指定されています。
錦帯橋が美しいのはその形状からでしょう。5連のアーチからなるこの橋は、全長193.3メートル、幅員5.0メートルで、継手や仕口といった組木の技術によって造られたものです。
中国杭州の西湖にある堤に架かる連なった橋からヒントを得て1673年に創建されました。
錦帯橋は春の桜、秋の紅葉のシーズンが特に綺麗で人気があります。桜の名所として、吉香公園と共に日本さくら名所100選にも選定されました。また、毎年8月に行われる花火大会には多くの方がいらっしゃいます。

宇野千代生家

岩国が生んだ女流作家で当庵にゆかりのある宇野千代さんの生家。
明治期の建物で、1974年に宇野千代自身により修復されました。平成14年5月から一般に開放され、見学できるようになっています。千代に関する様々なものを展示しています。
2007年 (平成19年) には国の登録有形文化財に指定されました。
公開時間 10時〜16時
入館料 大人お一人様300円
休館日 火曜日(祝日開館)、お盆、年末年始
お問い合わせ先 0827-43-1693(10時〜16時)

吉香公園

岩国藩主吉川家の居館跡で明治時代に公開、公園として整備されました。広大な園内には、「旧目加田(めかた)家住宅」などの武家屋敷や、旧藩時代の矢倉に似せて造られた「錦雲閣」、岩国藩主吉川氏歴代の神霊を祀る「吉香神社」などが点在しており散策に最適です。
花の名所として有名で、梅や桜、ショウブ、アジサイなど四季折々の花々が、季節の訪れとともに咲き誇ります。
錦帯橋と共に日本さくら名所100選に選定されています。

岩国城

岩国城 (いわくにじょう) は1608年 (慶長13年) に初代岩国藩主の吉川広家が、横山の山頂に横山城を築城しました。
しかし、完成からわずか7年後、幕府の一国一城令により取り壊しとなり、政務は麓の居館(現在の吉香神社付近) で行われました。
現在の天守は1962年 (昭和37年) に本丸南側に「天守構造図」という絵図を元に鉄筋コンクリート構造によって復興天守が建てられた四重六階の桃山風南蛮造です。南蛮造(唐造)とは最上階をその下階より大きく造り、その間の屋根を省略した様式です。
本来の天守台は約30m離れた本丸北側にありましたが、麓からの見栄えを重視して復元、建設されました。現在、山上と吉香公園のある山麓はロープウェイ(岩国城ロープウェイ)で結ばれています。

錦帯橋周辺でのイベント

● 岩国城ロープウェー元旦早朝運行:岩国城および城山での初日の出迎え(1月1日)
● 錦帯橋さくらまつり:サクラの花見祭り(3月下旬から4月半ばにかけて)
● 錦帯橋まつり:大名行列、岩国藩鉄砲隊保存会による火縄銃実演など(4月29日)
● つつじまつり:ゴールデンウィークに実施されるツツジ開花の催し物(5月3日〜5月5日頃)
● 花菖蒲まつり:菖蒲の開花にあわせた催し物(6月前半)
● 鵜飼:菖蒲の開花にあわせた催し物(6月〜9月上旬頃)
● 錦川水の祭典:花火大会など(8月)
● 岩国城ロープウェー観月運転:岩国城(城山)における中秋の名月の観月行事(9月)
● 錦帯橋もみじまつり:紅葉狩り関連(11月半ば頃)