宇野千代さんファンの方にオススメ　宇野千代展が生家で開始　「千代御膳」は3月10日まで

1半月庵のトメちゃんです😊だんだん朝晩が寒くなってきて本格的に秋の訪れを感じるようになりましたね🍁

ところで、みなさまは女流作家の宇野千代さんをご存じでしょうか？

半月庵は宇野千代ゆかりの宿・名作「おはん」の舞台

宇野千代さんは大正から平成にかけて数々の作品で数々の賞を受賞された女流作家で、98年の生涯において、小説家としてのみならず、雑誌編集や着物のデザインなど多彩な活動を行いました。数々の恋愛や交友を糧に歩んだ人生は起伏の多いものでしたが、常に前向きで自由闊達な姿勢が、今を生きる人々を励ましつづけています。

そして、ここ半月庵はそんな宇野千代さんの代表作「おはん」の舞台で、宇野千代さんご本人も幼少からよく当庵に訪れていたということから、当庵は「宇野千代ゆかりの宿」として旅館業を営んでいます。

宇野千代さんゆかりの特別室さくらの間。窓からは、庭を見渡せ、四季の移り変わりを感じることができます。宇野千代さんも大好きでよくお泊まりになっていたというさくらの間・・・ゆっくり懐石料理を楽しみながら、宇野千代さんの想いや人生を感じてみてはいかがでしょうか？

当庵のロビー前。宇野千代さんゆかりの品々を常時展示しております。また、当庵の廊下やお食事処には宇野千代さんのお写真と共に彼女の名言が書かれていて充分に宇野千代さんの空気感を感じていただけますよ。

当庵のお食事処。宇野千代さんや錦帯橋のパネルが飾られていて岩国らしさも溢れています。窓際のお席からはお庭もご覧いただけます。

宇野千代展が宇野千代生家にて開始

宇野千代生家にて「華麗なる作家の人生」をテーマにした特別展示が2020年9月27日まで実施されます。展示は宇野千代さんの作家人生に焦点を当て、海外でも高く評価された宇野文学の奥深さや活動を豊富な展示資料で紹介しています。

宇野千代さんが生きた時代は日本の近代文学が花開いていました。宇野千代さんが生きた空気感がそのまま残っている生家という限られた空間だからこそ、宇野千代さんの世界観が濃密に表現されています。

宇野千代さんのご家族の写真もまじえて宇野千代さんの生い立ちやその後の生活を紹介するコーナーもあり、展示されている原稿や草稿の中には「おはん」だけでなく「生きていく私」など宇野文学ファンにはたまらない内容が含まれていますので、宇野千代さんファンの方はもちろん、そうでない方も、これを機に宇野千代さんの世界に触れてみてはいかがでしょうか？

ちなみに、宇野千代生家では、宇野千代さんをイメージしたお土産も販売されています。